長野/小布施ワイナリー ちゃぶ台ワイン赤 2020
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが400種を超えました。
今回は、長野県の「小布施ワイナリー ちゃぶ台ワイン赤 2020」について飲んでみた感想をお伝えしたいと思います。
ワイナリーコメントに”「赤字のため製造を辞めよ!」と言われているが、造り手の矜持?!で造り続けてます❗️”とあるように、コスパ最高の日本の赤❗️❗️❗️です🐸
商品スペック
県 | 長野 |
ワイナリー | 小布施ワイナリー |
ワイン名 | ちゃぶ台ワイン赤 2020 |
品種 | 自社農場産アリカント(垣根栽培)主体 |
ALC度数 | 12.0% |
収穫年 | 2020年 |
価格 | 1540円(税込!!!) |
ワイナリーコメント(一部抜粋)
小布施ワイナリー唯一のハイブリッド品種 ワイン。
会計事務所に「赤字で生産していると思われるこのワインの製造を辞めよ!」 と言われても未だ根気よく造り続けてます。これも造り手の矜持?!
ワイナリーより北に位置する一部の自社ワイン畑は15年もの間ピノなど10種類以上の欧州系ワイン葡萄を植えてきましたが、ことごとく零下15度の寒さに負けて枯れ死に最大3回も植え替えを繰り返す畑です。
根気も尽きあきらめの境地で垣根畑に植えたのが救世主ベリー・アリカントA(通称アリカント)。フランス産のアリカントブーシェを親に持つ、日本の伝統品種であるアリカントは「タンテュリエ」と呼ばれる赤肉種で素晴らしい色合いのワインが生まれます。収量制限する垣根栽培では決して栽培容易とは言えないアリカントですが凍死しないのが救い。
このワインはイタリアでよく見かけるようなワイナリー内の量り売りワインのイメージ。
まさしく私たちの自家消費用お福分け(おすそ分け)ワインです。
Frog🐸が「小布施ワイナリー ちゃぶ台ワイン赤 2020」を飲んでみた❗️
見た目
色合いは深いガーネット色。とてもクリーンで、純度が高いピュアな雰囲気を持っています。シンとした雰囲気ですが、縁の方にはピンク紫の感じがあります。透過率はこの濃い色合いの割にある方かと思います。上品な感じのシンとした深めの赤紫色です。
香り
香りは、とてもふくよかなベリーの香り。かすかに樽の雰囲気もまとっております。
ベリーは酸味もありつつもちょっと濃いめ、深めの、例えばブラックベリー、ダークチェリーといったような雰囲気。スミレの花、ほんの少し深い黒糖系のニュアンスも感じられます。
味わい
味わいは、香りの印象と大きくは変わりません。
ダークチェリーやプラム、ブラックベリーといった、ちょっと深めのベリーの雰囲気の果実味。
ただ香りでは感じられなかったタンニンが割と強く感じられ、酸味も適度にあります。
シナモンやリコリスのようなスパイス、スミレの雰囲気も後半に感じられます。
Frog🐸は、去年のちゃぶ台赤よりも今年の方が好きかなぁ❓
自分の舌が変わったのかどうかわかりませんが、去年はもう少しタンニンが強めで果実味が弱かったような印象(微かな記憶)ですが、今年は、タンニンがそこまで強く感じず、果実味・酸味・タンニンのバランスが良い感じです。
樽の味もふんわりと感じられますね。
今回は、かなり間口広めのブルゴーニュグラスで飲んでみました❗️
果実の雰囲気が拡散して、美味しく感じられました。
美味しい🐸❤️💚
”牛肉とレンコンのきんぴら” とはなかなか合いました❗️
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.8Frog🐸🐸 ※お値段的には🐸🐸🐸
あらためて、去年のちゃぶ台赤はもっとヌメっとした感じがあったような微かな記憶…!
アリカントの滑し感が今年はよりふんわりな感じがして好みです。
果実味と酸味の感じがよくて、去年よりも、明るいベリーの果実味が強めに感じられます(ホントかな❓)
2019のレビューはこちら↓
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