長野／小布施ワイナリー　ちゃぶ台ワイン赤2019

長野／小布施ワイナリー　ちゃぶ台ワイン赤2019
品種_アリカント主体、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド／12%／2019年／1540円

色合いは濃いめのガーネット色で紫の色味が濃く、透明度もそれほど高くはありません。ただし、粘度はなくサラサラ感があります。

香りはプレーンなブラックベリーの香りが全面的で、酸味も感じます。スパイスっぽい感じも微かにします。

味わいはブラックベリーやブルーベリーの黒系ベリーの果実味と強めの酸味、かすかな苦味を感じます。ハーヴやリコリスなどのスパイシーさも見え隠れします。少し乾いた感じもあり軽い渋みがあります。フィニッシュはかなり強い酸味とともに、一瞬ジューシー感があるものの、割と軽めに消えて行きます。あえてのぐい飲みグラスで飲んだので、割とシンプルな印象ではありましたが、このお値段ですと、お値打ち価格かと思います。

今年はやや酸味が強めの印象を受けました。結構ベリーの野性味が溢れ、少し土っぽさがある感じで、アリカントのイメージが強いです。どちらかというと、男性的なワインのように感じました。とはいえ、そんなに重々しくはなく、軽快さがあります。

2日目、3日目と日を重ねていくと、渋みがだんだん柔らかくなっていき、口あたりのストレート感が和らいでいくようです。

1日で飲むのでしたら、早めに開栓するか、口の広めなグラスで飲むのもありかもです。
割としっかりとした味があるチーズ（ゴーダチーズに合わせました❗️）との相性がよかったです💗

Frog’s 気に入り度  3.6Frog 🐸　お値段的には🐸🐸

※日本ワインでのこの価格帯の赤ワインとしては、とてもハイクオリティだと思いますので、評点低めかもです。個人的にはもう少し果実味のジューシー感が続き、少し甘みも感じる優しい感じ好きですので、あくまでも好みの評点です。