長野／小布施ワイナリー Sogga pere et fils  クロ・ド・カクトー シャルドネ2019

長野／小布施ワイナリー　Sogga pere et fils  クロ・ド・カクトー シャルドネ2019

１年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが340種を超えました。
今回は、長野の詩人と言われる曾我彰彦さんが創る、小布施ワイナリーの「Sogga pere et fils クロ・ド・カクトー シャルドネ2019（樽です！）」を飲んだ感想をお伝えしたいと思います。ちなみに「時代に抗う新樽発酵100％」というコピーがエチケットには記されていました❗️なかなか抗戦的なコピーですね🤣

商品スペック

ワイナリーコメント

ドメーヌ・カクトー（角藤農園）は私達が尊敬する佐藤父子の父・宗一氏が栽培しているワイン畑です。またそのワイン畑のオーナー大久保氏は良いワインのために惜しみないワイン畑への投資を続けています。私達は彼らとともに旧上高井（小布施、高山、須坂）でワイン葡萄栽培を推進してきました。ドメーヌカクトーは小布施ワイナリー自社農場（Domain Sogga）と隣接し、微気候や土壌の物性もほぼ同じ、栽培も小布施ワイナリーと同じヨーロッパ式の垣根仕立てです。佐藤父子とは毎朝畑で会えるため葡萄の品質連携しています。ただ面白いことにこのワインはDomain Soggaワイン畑のワインとは個性が異なります。この上のラインにはレゼルブプリヴェがありその弟分がこのワイン。しかし下克上ワイン。完全MLF、100％新樽発酵、ボトリング前一度だけの粗い濾過とレゼルブプリヴェのスペックと違わず。違いは畑の区画のみ。

Frog🐸が「小布施ワイナリー Sogga pere et fils クロ・ド・カクトー シャルドネ2019（樽）」を飲んでみた❗️

見た目

薄めのレモンイエロー。柔らかいモスグリーンっぽい色に纏われているイメージ。透明度が非常に高いです。

香り

香りは、まず新樽の杉のような、栗のような香りが鼻腔に上がってきます。そして、少しハーブと淡い柑橘の香り。

味わい

香りの印象とは違って、柑橘の果実味と酸味をまず感じます。レモン、グレープフルーツやゆずのような黄色い柑橘の果実味と酸味のほかに、ハーブっぽいペパーミントのような若々しい緑の感じ、そして樽のマロンぽい感じがバランスよく混じり合っています。

かなりジューシーで、口に含んだ中盤から後半にかけてその果実味とジューシーさを感じます。そしてジューシーさの余韻がとてもおいしいです。後味が、日向夏とか文旦とかの柑橘の感じ。黄色くて白っぽくて甘苦い柑橘の感じがしました❗️

全体的な感想

和柑橘のシャルドネです❗️後味には、しっかりとしたピーマンのような緑の苦味がやってきて、フィニッシュを引き締めます❗️
樽の印象について、香りの印象よりも口に含むと柔らかで、果実味をやさしくサポートしているような感じを受けました。表現が正しいかどうか？とは思いますが、樽が、アイスクリームを包む最中のような役割を果たしていると思いました。バランスが非常に良くて、おいしいです💗

一緒にいただいた料理とワインとの相性について

・菜の花と豚バラのこんがり焼き

・銀鮭の塩焼き

どちらもオッケー😆❗️⭕️⭕️、バッチリでした❗️　塩・胡椒などであっさりと素材を調理した料理に合いそうです❣️

Frog’s 気に入り度　

Frog’s 気に入り度　4.2Frog🐸🐸

想像以上に美味しいワインで、和食にもバッチリあいました❗️💗
正直なところ、Frog🐸は、樽がそれほど好きではないのですが、このワインに限っては、樽がよい仕事をしていたな〜、と感じました❤️️🐸