長野/小布施ワイナリー Sogga pere et fils シラー(&ピノノワール)クレレ 2019
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが390種を超えました。
そして先日、長野の詩人と言われる曽我彰彦さんが創る「小布施ワイナリー」の今春バージョンがついにリリースされました❣️
本日は、その中で、「Sogga pere et fils シラー(&ピノノワール)クレレ 2019」について、飲んだ感想をお伝えしたいと思います。
商品スペック
県 | 長野 |
ワイナリー | 小布施ワイナリー |
ワイン名 | Sogga pere et fils シラー(&ピノノワール)クレレ 2019 |
品種 | シラー主体、一部ピノノワール |
アルコール度数 | 12% |
収穫年 | 2019年 |
価格 | 2420円(税込) |
ワイナリーコメント(一部抜粋)
シラーにとって、「クロドカクトー」の名を外さざるを得ない苦難な年となりました。綺麗に熟し美味しいのですが、色合いが淡いのです。それでも我々は決して諦めず、かえって美しいワインを醸します。これこそが「日本ワインの素性」。
2019年のような涼しい年だからこそと、ピノノワールのような気品あるシラーを私たちは収穫時に目指すことにしました。醸造でもリスクの高いホールベリー発酵と最低限のピジャージュを大胆に行い、精神力を惜しみませんでした。さらに「掟破り」で同畑のピノノワールをブレンドしてアクセントを加えました。少量ブレンドでもピノの鮮やかさが心地よく現れています。最低10年は熟成可。
質実剛健なフランス国産や高エキス高酒精の豪州産に対して、清楚かつ可憐な日本産シラーも「なかなか面白いなあ」と感じていただければ幸甚です。
Frog🐸が「小布施ワイナリー Sogga pere et fils シラー(&ピノノワール)クレレ 2019」を飲んでみた❗️
見た目
色合いは明るめのルビー色。赤紫の中で赤の方が強めです。しかも透明度が非常に高いです。
香り
香りは、黒いベリーの果実味の雰囲気と樽の香りが結構感じられます。黒スグリやプラムなどの果実の香りと樽の香りの一方で、スパイシーな雰囲気も微かにあります。
2日目の香りは、灰のようなタバコ感が結構強まっています。
味わい
香りほど黒いベリーの果実味は強くはないです。割と酸味が強く感じられます。スパイシーというかタバコの灰のような感じも多少ありますが、全体感としてはそれほど強くはないです。
ちょっとあっさりと流れていく感じがあるので、もう少し開けて置いたたほうがいいような印象を受けました。
開けてすぐの時は、酸味だけの強い印象でしたが、しばし置くと、香りどおりの味わいに変化しました。飲み口としては、酸味の強いラズベリーのような感触ですが、そのうち、もう少し深みあるプラムや黒すぐりなどの黒いベリーに変化し、ベリーの甘苦味とタンニンをしっかりと感じます。甘味は全体的には少ないです。
ベリーの果実味はしっかりありますが、重みとしてはとってもライトですので、和食の煮物などにも合わせやすいです。
この日は、肉じゃがと合わせましたが、アッサンブラージュとしては良い感じでした❣️
全体的な印象
全体的な印象は、赤ワインとしてはかなりライトですが、黒系ベリーの果実味と強めの酸味のほか、渋みや苦味はしっかりとあり、大人な好みのワインです。一般的な欧州や豪州のシラーの印象とはかなり違った味わいです。
2日目は、ベリーの甘さが出始めました❗️
おいしい❤️🐸
酸味が少し丸まりました。ライトですが、黒色ベリーの黒糖の甘さと果実味はしっかり。ほんの軽いタンニンとタバコのスパイスを感じます。
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.9Frog🐸🐸 ※お値段的には🐸🐸🐸
もう少し寝かせると、より凝縮感が出るかもしれませんね。
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