長野/HIKARU FARM VILLAGE TAKAYAMA blanc 2019-20(白)
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが400種を超えました。
今回は、長野県にある HIKARU FARM「VILLAGE TAKAYAMA blanc 2019-20(白)」を飲んだ感想をお伝えしたいと思います。
こちらは、ドメーヌ長谷さんが醸造しています。高山村産のぶどう(シャルドネ)に、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンを合わせたという、結構めずらしいアッサンブラージュです。
商品スペック
県 | 長野県 |
ワイナリー | HIKARU FARM(ドメーヌ長谷) |
ワイン名 | VILLAGE TAKAYAMA blanc 2019-20(白) |
品種 | 高山村産シャルドネ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン |
ALC度数 | 10.5% |
収穫年 | 2019-2020年 |
価格 | 1980円(税込) |
ワイナリーコメント
このワインは、高山村産のぶどう(シャルドネ)に、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンを合わせドメーヌ長谷で醸造したワインです。ヴィラージュ・シリーズは、その年に手に入るぶどう品種やぶどうの状態をみて自由に仕込む「即興で醸す日常ワイン」がテーマです。
2020年産のシャルドネ(貴腐含む)を約1か月間陰干した後に、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンを加え自然発酵で仕込んだキュヴェに、自然発酵~ステンレス樽にて熟成した2019年産のシャルドネのキュヴェを合わせ、その後、樽と同じ酸素透過性のあるプラスティック・タンクで熟成。自然乳酸発酵を経過し、無濾過無清澄、無添加で瓶詰しました。
にごりがあり、香りは軽快ながら、レモン、青りんご、温州ミカン、ネクタリン、白桃、ヨーグルト、ミネラルなどのニュアンスがあります。温度を上げていくと中盤の厚みとアフターに渋みとボリュームを感じられます。白ワインとしての特徴を強く残していますが、赤品種由来の香りやタンニンもあり、抜栓後から徐々にロゼのように色が変化してゆきます。和食を含めさまざまな食事に気軽に合せていただけますが、中でも白カビ系の発酵食品(チーズ、サラミや生ハムなど)とは相性がよいです。
Frog🐸が「HIKARU FARM VILLAGE TAKAYAMA blanc 2019-20(白)」を飲んでみた❗️
見た目
色合いは、少し濃いめの色合いで、レモンイエローと言うよりは山吹色といった雰囲気です。ちょっとオレンジワインの雰囲気もあり、少しピンクがかったオレンジのニュアンスも感じられます。透明度は、濃い色合いの割には高く、透過率90%位の雰囲気です。
香り
金柑のような柑橘の香りがします。ちょっとだけスパイシーというか、そんな雰囲気があって、金柑の葉っぱの香りも感じます。また、還元臭では無いですが、パーマ液の香りっぽい感じがほのかにあります。
味わい
香りどおりの味わい。
金柑の感じの少し苦味のある柑橘、ちょっとした渋みを感じます。
カテキンのようなお茶葉のような渋みです。柿のような雰囲気あり。ほんの軽い微発砲があって、舌にちょっとピリピリと感じます。
最後に舌の奥で蜂蜜のような甘みを感じますが、全体的にはさらっとしていて甘みはほぼ感じないです。
口あたりはわりと緩やかな感じで、やんわりと舌にまとわりつく感じです。
柑橘のテイストとちょっとした渋みと奥深さがあるような、少し複雑な味わいで、このお値段としては結構おいしいかなと思います。
上記のコメントは、結構冷やして(冷蔵庫レベル)頂いた感想です。
甘みをどのくらい感じたいかで、温度調節した方が良いかもですね。
2日めは、1日めよりも甘味を強めに感じました。
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.6Frog🐸
お値段と、10.5%というアルコール度数から考えるワインよりは、複雑味やまったり感のあるワインだと思います。
コメント