⭐️ちょっと贅沢/新潟/ドメーヌ・ショオ メルロー Thank you so much for encouraging me(いつも励ましてくれてありがとう)
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが350種を超えました。
今回は、新潟のドメーヌ・ショオ、小林さんの「メルロー Thank you so much for encouraging me(いつも励ましてくれてありがとう)」を飲んだ感想をお伝えしたいと思います。
青カエルのエチケットが印象的です。正直Frog🐸も、エチケットにつられて買ってしまいました💦
商品スペック
県 | 新潟 |
ワイナリー | ドメーヌ・ショオ |
ワイン名 | Thank you so much for encouraging me |
品種 | メルロー |
アルコール度数 | 12% |
収穫年 | 2019年 |
価格 | 3300円 |
ワイナリーコメント
青カエルラベル。メルロ樽熟です。例年通りのしっとりとした旨みに溢れます。
今年は少しアルコール度数を高めに設定。液体に甘みと質量を出してみました。
うまくいったと思います。青臭い湿っぽい土のニュアンスにちゃんと果実がのったな~と思う。
こちらもまだまだこれから成長していくので、のんびり販売を開始致します。
Frog🐸が「ドメーヌ・ショオ メルロー Thank you so much for encouraging me」を飲んでみた❗️
見た目
ぱっと見は、ほんの少しモヤっとした、くすみのあるルビー色。しかしよく見ると透明度が高いです。少し縁のあたりが白みがかったようにも見受けられます。
香り
結構ストレートな香り。ベリーと言うよりは、葡萄の香りがストレートに鼻腔をくすぐります。酸味と、果実のぶどうそのものの香り。その後、スパイシーなハーヴっぽいリコリスとかそんな香りがかなり縦にスッと入ってきます。
味わい
ブルゴーニュグラスで開けてみたのですが、試飲した時とはちょっと違う雰囲気の味わい。
香りどおり、結構ストレートなぶどうの味がまず入ってきます。ぶどうの果実味もしっかり感じますが、かなり酸っぱめなイメージです。やはりベリーと言うよりは、生のぶどうのイメージ。酸味の後に果実味が凝縮され、少し深い甘みも感じます。フレッシュなイメージは最後まで続き、飲み終わった後に思わず「あーっ!」と言ってしまうようなそんな若々しい軽快さのある赤ワインです。後味に少し渋みとハーヴの感じを感じますが、ライトなタッチで、舌に心地よく残るようなイメージです。
全体的な感想
葡萄そのもののおいしさを味わえる若々しい赤ワインで、とても日本ワインらしい赤だとは思います。海が近い土っぽい感じをライトな中にも感じます。
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.9Frog🐸🐸
ワインをつくり上げた、というよりも、本当に果実そのものの美味しさを味わうようなフレッシュな赤ワインです❗️Frog🐸はこういうタイプの赤ワインは好みなのですが、3000円を超えるとなると、なかなか普段使いには厳しいかなー。。。おいしいんですけどね。手がかかってしまうから、しかたないのかもしれませんが。
ワイナリーのご紹介
ドメーヌ・ショオさんは、新潟の海岸沿いのワイナリーグループ・カーヴドッチエリアの一帯の中にあるワイナリーです。
以下はワイナリーのHPより引用。ワインを飲んでから、こちらのワイナリーのHPを読んでみたのですが、「なるほど〜」とかなり納得感ありました🐸
ドメーヌショオの栽培に対する考え方
ドメーヌショオでは可能な限り自然な栽培を目指しています。最初の畑では初年度は農薬散布回数をゼロにし、2年目で3回、3年目で4回とし、散布量もギリギリまで減らしています。更に、土を柔らかく保つために大型の機械を入れていません。全て人力で作業をしています。もちろん除草剤は使いません。健全な土で多様な草が育ち、多種の虫を育み、微生物も多種多様多量になると考えています。葡萄をとりまく畑という環境の生態系を豊かにし、その自然の生命力をすべて詰め込んだワイン造りを目指しています。
現在、ドメーヌショオには2つの畑があります。今年と来年、新たに畑を増やします。2013年4月に小高い丘の上にある3番目の畑にピノノワールを植える予定です。風通しもよく、日当たり良好な気持ちのいい畑です。こうして着々と畑を増やしていく予定です。苗植えや収穫をドメーヌショオのワインクラブ「Ko-Labo」の会員様に手伝って頂いております。土と植物に触れて、よりワインを近く感じていただけるかと考えています。
ドメーヌショオの醸造に対する考え方
ワイン造りにおいて大事にしていることは、「自然に醸造する」ということです。葡萄の個性を一番に考え、あるがままの流れにまかせて、ワインになるまでの経過を見守るというスタンスで醸造しています。このようなワインにしたいという枠におさめる努力はせず、葡萄のなりたいようになるのを手伝うという造りをしています。手伝い方として気をつけていることは、あまりワインをいじらないということです。自分が手を出せるのは、「温度」「酸素」の管理ぐらいだと考えています。しかし、この「温度」「酸素」の管理がワイン造りにおいて最も大事で難しいことだと考えています。この管理に日々、悩み勉強し努力しています。
「自然に出来あがったワインは優しく浸みわたり、瑞々しい旨味に溢れる」と信じてワインを造っています。
最後に
Frog🐸が飲んだ印象は、最初は「少し個性的な赤ワインだな。」「でも好き❤️」でした。その後、ワイナリーの紹介ページや醸造家の小林さんのコメントなどを見て、このワインを創る意図とそれが表現されているなと感じました。
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