山梨/共栄堂ワイン 花露・橙(K20bAK-DD)
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが390種を超えました。
本日は、山梨県の「共栄堂ワイン 花露・橙(K20bAK-DD )」について、飲んだ感想をお伝えしたいと思います。
商品スペック
県 | 山梨県 |
ワイナリー | 共栄堂ワイン |
ワイン名 | 花露(K20bAK-DD ) |
品種 | 甲州100% |
ALC度数 | 11.5% |
収穫年 | 2019年 |
価格 | 2090円(税込) |
ワイナリーコメント
意外と透明度がある薄い山吹色。ヘーゼルナッツやバニラそして杉の様な香りがします。グレープフルーツの実のような柑橘とフジのような林檎、そして蜂蜜感もあります。
口入れると粘性を感じながら、グレープフルーツや夏みかんのような淡い果実感と皮のような苦みを感じます。若干ヨーグルトのようなミルク感も垣間見えます。温度が上がると丁子のようなスパイスも感じます。後味はすっと消えますが、口中と同様で柑橘の苦みとややスパイスが残り口中をすっきりとしてくれるような感じです。
9月上旬から10月上旬のブドウです。醸し仕込みが基本で若干のジュース仕込みも入っています。ホーロータンクにて、オークチップとじっくりと半年熟成しました。
和食や中華などの万能選手になってくれる予感です。豚しょうがや焼き鳥(柚子胡椒もありですし、タレも行ける)。ホイコーローや酢豚、醤を使う中華なんかも良いと思います。今回はちょっと味強めが合いそうです。酸を強めてくれる細身のグラスが、より柑橘ソースのような役割を見せてくれます。広めのコップで飲むと味わいを強く感じ、より中華等の味の強いものには合うと感じました。
Frog🐸が「共栄堂ワイン 花露・橙(K20bAK-DD)」を飲んでみた❗️
見た目
まず透明度が非常に高いです。細かい粒子が少しぽちぽちと見えます。
色合いは、オレンジワインという感じは確かにするのですが、オレンジと言うよりはちょっと蜂蜜っぽい、山吹色っぽい、少しくすんだ和のニュアンスがある感じです。
香り
香りは、蜂蜜のような華やかな香り。花梨のような、柑橘の柚子や金柑のような、それに黒糖のような甘みを少し感じます。またお茶の葉のような、カテキンのような香りもします。
味わい
まさしく香りどおりの味わい。オレンジっぽいと言うよりは、金柑っぽい感じの柑橘の果実味を感じます。金柑を蜂蜜で煮詰めたようなそんな味わいです。
金柑、花梨、蜂蜜、黒糖、お茶の葉。和柑橘の果実味と酸味、そして黒糖っぽいちょっと深みのある甘み、最後にお茶の葉の苦味がやってきます。
おいしいです🐸
甘さが割とあるので、この日は、「鮭の塩焼き」の予定を変えて「豚の角煮」にしました。相性は良かったです❣️
「ほうれん草と茗荷とちりめんじゃこのお浸し」は、ほうれん草の味が濃かったので、まあまあ合いました。
全体的な印象
冬の橙(K20FY-DD)よりも、もう少し深みと苦みのある感じです。
エチケットは、「あれ?日本酒?」と思うようなニュアンスですが、ワインもそんな雰囲気があります。深い甘みが、ある種日本酒っぽい感じがあります。結構、味が濃いめのお食事と合わせるのが良さそうかも。
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.9Frog🐸🐸🐸
※このお値段で、複雑味のあるオレンジワインだと思いますが、個人的には、もう少しあっさりめが好きなので。
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