⭐️ちょっと贅沢／山梨／旭洋酒  それいゆシラー2018

⭐️ちょっと贅沢／山梨／旭洋酒  それいゆシラー2018

１年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが370種を超えました。
今回は、山梨県山梨市の「旭洋酒　それいゆシラー2018」について飲んでみた感想をお伝えしたいと思います。
旭洋酒さんは、日々のカジュアルワインのソレイユ白・赤のほか、いろいろお世話になっているワイナリーさんです。
今回、シラーに挑戦しようと思ったのは、いつもお世話になっている酒屋さんで超オススメだったから。なんとなく、「シラーって濃いな〜😅」というイメージがあり、ここ数年は遠慮してきた品種ではありましたが、オススメ文句にかなり力が入っていたので、「よしっ❗️では飲んでみるか❗️」と思った次第です。

オススメのカードはこんな感じ❗️「あっという間に完売！」という言葉に説得力あり〼。

商品スペック

ワイナリーコメント

温暖化対策のため、標高約500mの自社畑で2008年から一文字短梢棚式で栽培しているシラー。ピノ・ノワールほど密着粒ではありませんが果皮が薄く、収穫前の降雨で割れやすいデリケートな品種です。近年、品種香の一つである「胡椒の香」が多雨の日本で造られたワインにより多く含まれる事が分かり注目されています。日本でのワインブドウ栽培において重要な品種と考えています。樽熟期間８ヶ月、新樽率33％

深紅のバラの花弁、薄いチョコレート、ベルガモットなど気品のある香。時間とともに白胡椒のニュアンスも弾けてくる。口当たりは非常に滑らかできめ細かく、甘酸っぱいスミレとブラックチェリー様の果実味が優しく広がる。若々しい酸があるので5年程度の熟成を経た変化が楽しみです。

ポークやマトンの煮込み、カカオ風味のラムチョップソテーやプラムソースのポークソテー、八角の効いた豚の角煮、チャプチェ等と。酸味のある山羊チーズと◎。

飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。

Frog🐸が「旭洋酒  それいゆシラー2018」を飲んでみた❗️

見た目

とてもエレガントな感じの赤紫色。深紅のイメージ。横から見ると、紫色の色合いが濃いですが、意外と透明度が高いです。光を透けると縁のほうは透明に見えます。

香り

プラムやチェリーの赤黒いベリー、シナモンのようなスパイシーな香り。スモーキーな雰囲気あり。樽と果実味が相まって、キャラメルのような香り。

味わい

苦味のあるチョコレート＆スモーキーなタバコっぽい灰の感じがまずやってきます。その後、渇いたタンニン（渋み）を感じ、プラムやチェリーの果実味と酸味がやってきます。後半まで甘みがほぼない、ダークな感じ。前半は、コーヒーで言えば、ダークロースト感、あと、鉄っぽい感じがありますね。男性的なソリッドなワインですが、後半、ベリーの酸味と微かな甘みのチャーミングな感じが見え隠れします。

ただ開いてくると、割と早めにベリーの果実味を感じられます。温度が上がって開くと、味わいの順序が変わってきます。また、2日目、3日目になると、ベリーの果実味が感じられるのが早くなってきます。

Frog🐸は、食後のワイン的に飲みましたので、パルミジャーノ・レッジャーノとはまずまずの相性です。オススメどおり、確かに美味しいー❤️❤️❤️

全体的な印象

ダークで奥深い味わい。味わいはとても複雑味があって、深みもあり、果実味も感じられるのですが、全体的にはライト。しかも上品なトーンで、これはやっぱり日本のシラーだな❗️と思いました。全体的に、シンとした感じが漂っています。

Frog’s 気に入り度　

Frog’s 気に入り度　4.1Frog🐸🐸🐸
アメリカのシラーとは、だいぶ印象違うと思います。