★番外編/コップの会@東京 小奈や編

第10回(2019.02.12)コップの会に行ってきました!

4回目の参加になりますコップの会。コップでワインを飲んでいいよねー、そして、日本ワインの醸造家さんがいらしてくれるという主旨の会であります。


パンフレットの表紙。

frogも、普段の晩酌には、ワイングラスではなく、こちらで使用している木村硝子さんのベッロを使っています。脚とか無い方が毎日洗ったりするにも便利です。しかも、とても薄口なので、ワインの味わいも十分に楽しめます。


木村硝子さんの薄貼りグラス・ベッロ。

さて、今回は、千駄木のお好み焼き屋・小奈やさんでの参戦です。


最初のアテ。 金柑や花びらの入ったサラダ、チョレギ風豆腐、シラスのお好み焼き。

第1ラウンドは、frogが実際にお目にかかるのは初の奥出雲葡萄園さんと、何度かお会いしている庄内の月山ワインさん。


杜のワイン赤と、ソレイユルバン赤。

奥出雲葡萄園さんは、元々は奥出雲ワインだった呼称を、例の日本ワイン呼称問題で、杜のワインと名称を変えられたそうです。
相変わらず、白は青リンゴのような風味と味わいが爽やかです。これは、あまり他にはないホワイトペガールとセイベル9110という品種の独自性なのでしょうか?でも、日本の食卓には、その爽やかで凛としたソリッドな感じが、塩系のお魚料理や野菜料理なんかには合うなーと思っています。
赤は、ブラックペガールという品種に馴染みがなく、あまり触手が動かなかったのですが、今日飲んでみると、果実味と山のベリーの味わいがありつつも、思っていたほどは濃くないので、普段のお惣菜にも合わせられるかなと思いました。


杜のワイン赤。野菜濃いめのサラダと。


奥出雲葡萄園の齋藤さん。

そして、月山ワインさんのソレイユルバン白と赤。白は本当にデイリーワインとして日々お世話になっているワイン。甲州のなかでも、酸味が感じられる、とても爽やかな辛口ワインです。その後にいらっしゃった岸平典子さんからも発言がありましたが、山形は寒冷な気候なので、酸味が強く出るらしいです。なるほど。


frogのお気に入り、ソレイユルバン白。甲州シュールリー。

そして赤は、山ソーヴィニヨンということで、普段はあまり手出ししないのですが、あらためて飲みますと、意外とイケる!思ったほど濃口ではなかったです。山ぶどうのパンチを想像すると、普段使いはどうかなーと思ってしまうのですが、そこは、カベルネソーヴィニヨンと掛け合わせ、飲みやすくしてるのですね。


月山ワイン・阿部さん。

第2ラウンドは、山形の雄・タケダワイナリーさんと、千葉の齋藤ぶどう園さんです。

タケダワイナリーさんからは、タケダブランとルージュ。こちらも元々は、蔵王スター白と赤でしたが、日本ワインの呼称問題で名前を変えられたようです。
白の品種は、デラウェア100%で、酸と微かな甘みが特徴の辛口。赤はマスカットベーリーA(MBA)ですが、山形のMBAということで、甘みは控えめで、酸味がちょっと強めです。山形という寒冷地ならではの特徴らしいです。MBAというと、やや横に拡がる印象があるのですが、このワインは縦にすっと入っていくイメージが強いですね。
あー、そして、岸平夫妻と写真を撮る機会を逸してしまった~!残念。

千葉の齋藤ぶどう園さんからは雅子さん。髪型がすっきりショートに変わりましたねー。
白はデラウェア。赤は山ぶどう。
齋藤さんのワインは、とってもやさしいワイン。アルコール度数も低く、どちらかというと、こちらから探って味わいにいくワイン。デラウェアは、仄かなピンク色が特徴的で、微かな甘みが心地よい。赤は山ぶどうなので、それなりに野性味がありパンチもあるのですが、アルコール度数も控えめですし、ある種の優しさがあるので、アタリがキツくはありません。どんな料理が合うのか尋ねたら、「おじいちゃんはいつもごぼうのきんぴらと飲んでます。」とのこと。たしかにマリアージュが良さそう~。


山ぶどうと齋藤ぶどう園・雅子さん。

第3ラウンドは、ヒトミワイナリーとキザンワインさん。

ヒトミワイナリーからは山田さん。今回はソワフブランとパピヨン。
白のソワフブランの品種は、ナイアガラとデラウェア。frogはキレッキレの苦いナイアガラが結構好き。このワインも、デラウェアで少しまろやかにはなっていますが、キレが良く、ごくごく飲んでしまいそうで、ある意味怖いワインです。


ロゼのパピヨンは、久しぶりのご対面。

パピヨンはキャンベルスの印象が強いのですが、デラウェア、MBAとのアッサンブラージュです。なんだろう、日本人の遺伝子的に好きなワインかな~。仄かなキャンベルの甘味とデラウェアの酸があり、フィニッシュが甘だれない感じがよいですね。和の甘口のお惣菜にも合わせやすそう。


frogにガン飛ばし?ヒトミワイナリー・山田さん。


ソワフブランをfrogに注入!


パンチのあるアテの登場。

そして、キザンワインの白と赤。


おなじみのエチケット。

お世話になってます~~~。もっぱら1500白の出番が多いのですが、「でも、ボトルと一升瓶とは味が違いますよね?」と、お聞きしたところ、やはり、ぶどうのランクが多少違うとのこと。あらためて、久しぶりにボトルを買おうと思いました…。赤はブラッククイーンということもあり、パンチが強くて普段使いはあまりしていなかったのですが、冷やすと汎用性が広がるとのこと。今日飲んでみたら、味が濃いめの春菊のお好み焼きとかにはイケたので、これもまた、あらためて試してみようかなと思いました。


お茶目なキザンワイン・土屋さん。

シメはもんじゃ焼き。

毎度のことながら、宴もたけなわになるにつれて、写真がありません…。
計12種類のワインを一挙に飲める機会もあまりないので、だいぶ盛りあがってしまいました~~(^-^)。

そして醸造家のみなさま、飲み方の提案、ぜひ、もっともっとお願いします~。
温度を変えるとか、アテはこういうのが合うとか。知らなくてあきらめているワイン、結構あるんじゃないかな…。そして、あらためていろいろチャレンジしたくなったfrogでした!!
コップの会主催者のみなさま、醸造家のみなさま、ありがとうございました!!!

さあ、家に帰って、今晩のしあげにどのワインを飲もうかな?

コメント

タイトルとURLをコピーしました