★番外編/焼鳥かなめ x タケダワイナリー ワイン会

我が家のデイリーワインとしてお世話になっているタケダワイナリーさんの、かなりスペシャルなワインが頂けるとのことで、いささか背伸び気味ではありますが、奮発してワイン会に参加してきました!本日は、醸造家であり社長の岸平典子さんと営業を担当されているご主人の和寛さんのお二人がいらっしゃいました。

本日のメニュー。

シャトータケダ赤2009とキュベヨシコ2008は、まだリリース前とのこと。

まずは、一升瓶の蔵王スターロゼで乾杯!

色はオレンジっぽくもあり、少し茶色がかっても見える赤。欧米ではやらない製法の、赤ワインと白ワインの混ぜこぜで、デラウェアとマスカット・ベーリーAの白仕込み、マスカット・ベーリーAを使っているそうです。
甘くやや苦い香り。香りどおりの味わいでややタンニンを感じますが、全体的にはぐびぐび飲めそうなライトなワインです。

鳥ハムと。山形のだし風なものが乗っかってます。

ささみとラルド。

次は、蔵王スター赤 一升瓶。一升瓶はぐびぐび飲めるように、720mlに比べてプレスランが多めだそう。普段飲んでいるボトルに比べると、果実味のジューシィさが少なめで、後味に軽い苦味を感じ、全体的にはライトな印象を受けました、と典子さんにお話したところ、そんな感じで造ってますとのこと。

山ウドとタラの芽の金平とは、苦味がマリアージュしていました!

そして、アッサンブラージュ2013。シャルドネとマスカット・ベーリーAの白仕込み、ピノノワールを樽熟成。ロゼのような、白のようなピンク色のワインです。ほんのりした甘さと白い果実味、後味にドライな酸があり複雑味があります。

マスタードリーフ、フランスレタス 、ミントなどと、ストロベリーのサラダ。

イル・コテキーノのハム。イカスミ入りと、かなり辛いサラミ。

そして、ルージュ樽熟成2014。マスカット・ベーリーA100%。いつも感じるのですが、山梨と山形のマスカット・ベーリーAってなんかニュアンスが違います。山梨のパァーッとした華やかな感じに対し、山形はシンとした深みがある感じ。赤い果実の香りがしっかりとあり、樽と馴染んでいます。frog的には、酸味と樽香がどちらもやや強く感じてしまったので、もうちょっと時間をおいてもよいのかなと思いました。

凍み大根、ハラミと。

そして、本日のメインであるシャトータケダ。初です!自社畑の厳選されたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローのアッサンブラージュ。何年か前にワイナリーに伺った時に見た自社畑は、日当たりの良い、かなりの急斜面だった印象があります。
先ほどのマスカット・ベーリーAのややパンチのある若々しい感じとは対照的な、ヨーロッパ絵画の貴婦人のようなエレガントな、そしてまろやかで芳醇な味わい。ビロードのような滑らかさ。ちょっとブランデーっぽい感じと樽とのバランスが絶妙です。(しかし、なぜか写真がない…。がっくり)

アテはレバー。

そして、最後の雄、キュベヨシコ2009。いわずもがな、シャルドネ100%、瓶内2次発酵で造られたシャンパンです(シャンパーニュ地方で造られていないので言えないだけ)。泡だってます。クリーミィな泡ですね。

2年前のワイン会で頂いた時は、リンゴっぽいイメージが強かった印象。今回もシードルっぽい香りと味わいも青リンゴっぽい感じ。前回よりもちょっと青みがある若々しい感じでしょうか。エクストラ・ブリュットの表記どおり、弾けるようなドライです。

肴は、岸平夫妻が持ってきて下さった、ワイナリーの畑?の筍です~。

〆は卵かけごはん。

デザートワインは、アイスワイン。ん~、もはや、あまりワインの記憶がありませんが、チビチーズケーキとはなかなかイケました。

本日頂いたワインたち。

最後に岸平夫妻と記念撮影。

今日も美味しくワインと焼鳥を頂きました。ありがとうございます。
まだちょっと飲み足りないかな~、とつぶやきつつ、小さな我が家へと帰路についたのでした。おわり。


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