2つのワイナリーの方が3組、50分ずつ3店舗を巡るという企画です。コップで気軽に日本ワインを飲む会ということで、木村硝子店のうすはりグラスがまず配られます。これがガラス?と思うほどの薄さと軽さ、口あたりも軽快です。
1組めは、タケダワイナリーの岸平和寛さん、ZIO SETTOの瀬戸さん。
タケダワイナリーさんは、蔵王スターの白と赤。こちらは、正直我が家のテーブルワインとも言うべき、かなりお世話になっているワインです。まずは、蔵王スターの白でかんぱ~い!
ひよこ豆のサラダが美味しいです。
アテはこんな感じ。
岸平さんのお話で印象深かったのは、自分たちも毎日お味噌汁や和食を食べていて、その舌で、食事に合うワインを造っているということ。だからこそ、蔵王スターは、かなり和食メインのfrogの食卓に合うのだな~、とあらためて思いました。
初めて飲む瀬戸さんの白は、シャルドネ&セイベル9110。セイベルが65%。色が濃いめで、苦味と酸味が特徴的。すこしウイスキーっぽい熟成感あり。キレがあり、濃いめのお食事に合いそうです。
赤は、山形のスチューベンのロゼ。ストロベリーのようなピンクオレンジで、ちょっとケミカルな香り。ドライで軽い酸味、かすかな甘み。酸っぱいトマトっぽく、野菜で飲んで欲しいワインだそうです。カプレーゼに合いそう。
お酢のきいたスパイシーチキンとも相性Goodでした。
2組めは、キザンワインの土屋由香理さんと、農楽蔵の佐々木さん。
農楽蔵のラロフリザンテ アロマティコでかんぱ~い!
初めて飲みます。ナイアガラ&ケルナーで、苦味のある清涼感がたまらないですね。
相変わらずエチケットがかわいい。こちらは、奥様のお姉さんである絵本作家さんに書いてもらっているとのこと。しかし、なんかこの登場人物ならぬ動物、佐々木さんと雰囲気が似ているような(すみません……)。
そして、我が家におなじみのキザン白。こちらは、わりと幅広いお料理に合います。スキッとした感じだけでなく、少しくぐもった発酵感があります。
アクアパッツァが登場~。
ケルナーのノラポン・ブランを頂きます。
そして、ブラッククイーンのキザン赤。2014年はスタンダードなものに近いそう。濃すぎず、果実味と酸がしっかりと味わえる仕上がり。最後の酸にこだわっているそうです。frogは普段からキザンさんの樽の雰囲気が独特だなぁと感じていたのですが、アメリカンオークを使用しているとのこと。
そして最後は、四恩醸造の小林さんと月山ワインの阿部さん。
四恩さんはローズの橙とロゼ。ローズは、手に入る時には愛用しているワインですが、なにせ入手困難なため、そうそう常備はできません。今年のロゼは、小林さん的には、自分のイメージに足りない感じらしいですが、ふんわりとした優しいストロベリー感がチャーミングです。もっとチャーミングなロゼ、ぜひ飲みたいです~。
小林さんとfrog。
月山ワインさんは、甲州シュールリーとヤマソーヴィニヨン。甲州は、普段、刺身によく合わせて飲んでいますが、酸味がキリッと、すっきりとした甲州らしいワイン。
最後にヤマソーヴィニヨンに合いそうな、ラム肉登場。
コップで気軽に日本ワインを飲む!という主旨どおり、ワイワイ言いながら、くつろいで楽しみました~。
ワイワイな感じ。
日本ワインの普段飲み、イイですね~~。うすはりグラスもかなり気に入ったので、しばらくは頻繁に登場しそうです。
主催の佐藤さん、スタッフさん、、ワイナリーのみなさま、ビアパブイシイさん、楽しいひと時をありがとうございました。
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