★番外編/甲州2種飲み比べ vol’3

甲州2種(シュールリーでない)を飲み比べてみました。

G.グレイスワイン グリド甲州 2013年 12% 1851円
H.くらむぼんワイン フォーシーズンズ 2012年 12% 1904円


色は、フォーシーズンズが濃いですね。

G.グリド甲州は、薄いレモンイエローで、ほんのちょっとだけグリーンの印象があります。かなり透明度が高いので、見方によっては色はあまり感じないかもしれません。
H.フォーシーズンズは、濃いレモンイエロー、むしろかなり黄金色の印象が強いです。
ともに、表面がツルツルでクリーンな印象。

香りは…。
G.グリド甲州は、グレープフルーツ系の柑橘系、そして、優しいほんのりとした甘い香り。
H.フォーシーズンズは、樽のせいか?香りは強め。ハチミツのようなイメージ。

飲み比べてみました~。
G.美味しい…。優しい口あたり。酸味は結構強めで、最後に酸っぱさと、ほんのちょっとほろ苦さが残ります。グレープフルーツのイメージが強いですが、甘さもありバランスがとてもよいです。余韻はそこそこ。
H.フォーシーズンズは、まずフレンチオークの印象。熟れた柑橘、みかんや金柑のイメージで甘みが強め。余韻は長めで結構苦味が残ります。

グリド甲州に合うのは、そら豆の茹でたものや、蛸とキュウリの酢の物。
フォーシーズンズは、パプリカと茗荷の醤油麹和えが合いました。パプリカの苦味とワインの後味の苦味がマッチしたのかも。
食事に合わせると、グリド甲州はさわやかな酸味の印象が強く、フォーシーズンズはちょっと青くさい苦味が感じられます。

今日のFrog’s No’1 はつけがたし。

ワインだけですと、グリド甲州が好みですが、お食事によってはフォーシーズンズの方が合うかも。

なお、2日目…。
グリド甲州は、酸味の印象が強めながらも、苦味がやや濃くなってきました。フォーシーズンズの方が変化が少なめですが、こちらもより苦味が増しておりました。
いずれも、冷蔵庫から出して温度を少し上げた方が間違いなく美味しいと思います。

つづく。

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