D.原茂ワイン ハラモヴィンテージ 甲州シュール・リー2013 12.5% 1850円
E.ルミエール 甲州シュールリー2012 11% 1512円
F.ルバイヤート 甲州シュール・リー2013 12.5% 1944円
色合いがやはり違います。
E.ルミエールが一番色が濃く、黄金がかった印象があります。澱のようなつぶつぶがグラスの底に残ります。D.ハラモは薄いレモンイエロー。F.ルバイヤートは、ほとんど色が透明に近いイメージ、ほんの少しだけグリーンのニュアンスを感じます。
香りの強さも、色と同じ順。
E.ルミエールはかなり甘い感じの柑橘系で、熟成感があり藁の印象もあります。
D.ハラモはほんわりと甘い花のような香り。
Fルバイヤートは柑橘系の香りの印象は弱く、少し草系でくぐもったイメージ&麝香のニュアンスあり。
飲み比べてみました~。
D.ハラモは、割と男性的でカジュアルな印象。柑橘系の味わいはあまり強くなく、苦味を強く感じます。後味にも深い苦味が残り、ピーマンのようなイメージあり。
E.ルミエールは、フレッシュな酸味が特徴的で、柑橘を飲んでるな~と実感。最後にちょっとだけ苦味が残る塩梅がよい感じ。
F.ルバイヤートは、味は一番薄く、少しくぐもった感じ。柑橘イメージは最も薄い印象。軽い苦味の後、酸味が残るので、お寿司に合いそう。
茹でたそら豆と合わせると…。
そら豆が一番美味しいのは、F.ルバイヤート!E.ルミエールもまあまあ。D.ハラモはワインの味が勝ち過ぎて、そら豆の味があまりしません。
味噌チーズには、D.ハラモがGood!F.ルバイヤートは、水みたいに感じます。E.ルミエールは酸味が強いので、あまり味噌チーズには合わないかも。
クレソンと鯛のお刺身、アンチョビソースサラダには、F.ルバイヤートが一番合います。D.ハラモは苦味が強いので、クレソンの苦味が弱まってしまいます。E.ルミエールはまあまあでした。
今日のFrog’s No’1 は、ルミエール。フレッシュな酸味が甲州を感じさせ、和食に合います。ただ、一番幅広く料理に合うのは、ルバイヤートかも。
なお、2日目には、ルミエール、ルバイヤートともに、1日目の精彩さを欠いてしまいました。ハラモは、1日目からの変化が一番ありませんでした。
つづく。
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