甲州飲み比べ〜2,000円位の勝沼甲州ワイン2種❗️

甲州飲み比べ〜2,000円位の勝沼甲州ワイン2種❗️🐸

飲み比べてみたのは、以下の2種です。

A.ルバイヤート  甲州ナチュレル 
B.  塩山ワイン Sul  fiato(スルフィアート) 

甲州ナチュレル/10.5%/1980円/2019年
塩山スルフィアート/11.5%/2100円/2019年

kosyunaturelenzan sulfiato

ワイナリーからの紹介は次の通り。

【ルバイヤート 甲州ナチュレル】

「Naturel・ナチュレル」はフランス語の”自然な”からつけた名前です。勝沼町内の甲州種を野生酵母で醗酵をさせ、醸造過程で出来るだけ手を加えない造りを試みました。香りや味わいは素朴で素直、すんなりと体に染み入る文字通りナチュレルなワインです。
このワインに合うお料理
寿司、刺身などの和食全般に。焼き鳥(塩)、山菜の天ぷら。

塩山ワイン スルフィアート

スキンコンタクトにより果皮の旨味・香り成分を抽出し和柑橘や洋梨、白桃を感じさせる香りと果皮由来のほのかな渋みと豊かな酸が特徴のフレッシュでフルーティーな辛口タイプです。

さて、Frogが飲み比べをしてみましたー❗️🐸

🔸見た目
見た目はどちらもかなり薄めのレモンイエローで、透明度も高くあまり差が見られません。どちらも少し緑っぽい雰囲気を帯びていますが、どちらかと言うと塩山スルフィアートの方がちょっとだけ濃いめかな。。
ruby-enzan glass
左がルバイヤート ナチュレル  右が塩山スルフィアート
🔸香り
ルバイヤートナチュレルの香りはそれほど高くはなく、レモンのような柑橘、ほんの微かに甘苦い香りがします。塩山スルフィアートは、ストレートな、というか平たい香りで酸の印象が強く、こちらもそれほど香りが長くは続きません。
🔸味わい
ルバイヤートナチュレルは、 軽い柑橘の果実味とほのかな苦味。そしてルバイヤートさんっぽい酵母を感じる、日本酒のような麹っぽい感じが微かにあります。そして、フィニッシュには酸を感じる心地よさを感じます。とはいえ、甲州シュールリーと比べると、日本酒のニュアンスはかなり少なく、透明感が強い印象。全体的には、最初に柑橘を感じるけれども、流れる水のような印象です。新生姜の浅漬けと一緒に飲むと、素で飲むよりは、柑橘の果実味と甘みが結構引き出されて良いマッチングです。
塩山スルフィアートは、香りの印象とは違い、口に含むとまず皮の苦味を感じます。その後に柑橘のほのかな甘みがやってきて、やがて混じり合っていくような感じです。酸はそれほど強くなく、柑橘の皮の緑をイメージさせるような苦味を持った果実味を味わえます。ハーブとも言えるかもしれません。少し渋みも感じます。開けたての頃はフィニッシュが短いイメージでしたが、2日目、3日目位にはフィニッシュが伸びて心地良い酸味で終わります。4日目には、また余韻が伸びてきて、より美味しくなりました❗️

まずストレートで飲んだ印象としては、どちらもおいしいのですが、1500円バージョンに比べると、どうだー❗️っという感じが少なく、2つとも控えめな印象。よろしかったら味わってみてください、みたいな姿勢が感じられ、こちらから味わいにいく感じのワインです。

次にアテと合わせてみた結果です❗️各種アテとの相性は以下の感じです。

⭐️カブの浅漬けどちらもOK。ルバイヤート ナチュレルの方がいいかな?

⭐️タコの淡酢漬と茗荷の和えものルバイヤート ナチュレルの方がよいです。
お酢と合わせると、ルバイヤート ナチュレルに苦味がでておいしく感じられます。

⭐️菜の花とちりめんじゃこの和えものどちらもOK。
 お好みですが、Frog🐸は、塩山スルフィアートの方が合うかなーと思いました。

⭐️鮭の京酒粕漬け焼き塩山スルフィアートの方が合うかな。でもどちらもOK

ルバイヤート ナチュレルはまさしく水のようなナチュラルなワイン。塩山スルフィアートもナチュラルですが、苦味というか緑の印象が強めのナチュラルワインです。
1500円台のワインに比べると、ナチュラル感があり純度の高さを感じました。素材の美味しさを生かしたアテには、どちらもあうと思います。敢えていうなら、味のやや濃いもの、例えばほうれん草とか鮭の魚粕漬けなどには、ルバイヤート ナチュレルよりも塩山スルフィアートの方があいました。

2つのワインともに結構ナチュラル度が高いので、基本的には、素材を生かしたものとか、和食で飲んでいただくのがよろしいかと思います🐸

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