栃木/ココファーム・ワイナリー 農民ドライ2020
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが370種を超えました。
今回は、栃木県の「ココファーム・ワイナリー 2020」について飲んでみた感想をお伝えしたいと思います。
このワインを見ると、「おっ、今年も農民ドライ来ましたか〜🐸」と、春の訪れを感じるワインです。
商品スペック
県 | 栃木県 |
ワイナリー | ココファーム・ワイナリー |
ワイン名 | 農民ドライ2020 |
品種 | ケルナー42%, ミュラー・トゥルガウ25%,シャルドネ14%,ソーヴィニヨン・ブラン9%,その他10% |
ALC度数 | 12% |
収穫年 | 2020年 |
価格 | 2360円(税込) |
ワイナリーコメント
「2020農民ドライ」は北海道や山形、長野の契約農家で育った個性的な香りとしっかりした酸の白ワイン用葡萄から造りました。シンプルな造りを心がけ、軽く搾って、果皮と種を取り除いた果汁を主にステンレスタンクで醗酵。ブレンド後はタンクで熟成し、濾過してビン詰しました。お寿司や和食だけでなくバラエティ豊かな日本の食卓によく合う、クリーンでさわやかな「日本の小粋な白ワイン」です。
ティスティングコメント
グレープフルーツやカボスのフルーツに加え、フレッシュバジルやトマト、ミントなどの香りに吟醸香も感じる。味わいはさっぱりとした辛口。フレッシュな酸と丸みを帯びた果実味を感じる。中程度のアタックを感じ、余韻にはハーブや柑橘の皮のような渋みが続いていく。
合うお料理
グリーンアスパラガスのマリネ、山ウドの酢味噌和え、チーズフォンデュ、蕪の粒マスタードサラダ、新玉葱と桜海老のかき揚、稚鮎の天麩羅、舞茸の天麩羅、パスタジェノベーゼ、鶏笹身の柚子胡椒焼き、ブリドー那須。
Frog🐸が「ココファーム・ワイナリー 農民ドライ2020」を飲んでみた❗️
見た目
かなり色味の薄めなレモンイエロー。少しグリーンがかった印象があります。透明度は非常に高く底が透けて見えます。
香り
凛とした白い花の匂いがふんわりと香ります。花梨や文旦など、黄色い皮厚めの柑橘類のイメージ。
味わい
香りどおりの味わい。黄色い系の柑橘の酸味と微かな甘みと、皮の苦味。ちょっとハーブっぽい緑のイメージがあります。ただ、酸味がそれほど強くはなく、シンとした、凛とした冷涼感があります。
舌の奥の方で、柑橘の軽い蜜と、ジューシーとまではいかないけれども、ちょっとジュッとした果実味が感じられるのがおいしいです。
そして、ほんの僅かではありますが、日本酒っぽいニュアンスも感じます。
本日のお献立、「茹で空豆」と「豚バラとズッキーニ、パプリカのポン酢炒め 柚子胡椒風味」にはいずれも合いました。「茹で空豆」とは、青味のある感じが合う感じ。そして、意外だったのは、豚バラの脂をさっぱりと洗い流せたところ。ワイナリーコメントどおり、日本の食卓に幅広く合わせられるワインだな、と実感しました。
全体的な感想
単品で飲むと、グレープフルーツや花梨の果実味が凛と感じられ、冷涼感がある、さっぱり爽やか系の白ワインです。お料理と合わせると、ワインの味がもっと前面に出てくる感じで、単品で飲むよりもクッキリしてくるな、という印象でした。
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.6Frog🐸
スクリューキャップですので、セラーで置きやすいですが、一度開けたら早めに飲んだ方がよい感じです。
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