(ほぼ)ヴァン・ナチュール&日本ワインの試飲会に行ってきた❗️Sep2021

(ほぼ)ヴァン・ナチュール&日本ワインの試飲会に行ってきた❗️Sep2021

1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが400種を超えました。

今回は、またまた、行きつけの酒屋さん、文京区千駄木のリカーズのだやさんの試飲会に参加してみました。その時飲んだワインについて、語ってみようと思います🐸

1種類が日本ワイン、6種類がヴァン・ナチュールと、今回は、ほぼヴァン・ナチュールの試飲会でした❣️

ヴァン・ナチュールは、いずれも今回初めて飲んた2つのワイナリーさん。
オーストリアのヨハネス・ツィリンガーと、フランス・ロワール地方のシャトー・ラ・フランシェです。

試飲会の様子はこんな感じ。

9月の日曜日の昼下がり。コロナ対策はしっかりと、1時間のうちに定員7名で、ひとりワングラスにて7種類30mlのワインを試します。グラス洗いと酔い防止のお水もしっかりと用意されています。参加費は1700円ととってもお値打ち価格🤗

Frog🐸は、基本マスクオンで、飲む時だけマスクを降ろしての参加です。
なかなか難しいのですが、結構慣れました😅

飲んだワインたち

7種類のワインの説明が書いてあるリーフレットが配られ、いざ、試飲スペースへ❗️

島根/奥出雲ワイナリー ソーヴィニヨン・ブラン2020

最初は日本の奥出雲ワイナリーのソーヴィニヨンブラン2020。Frog🐸が大好きな奥出雲ソーヴィニヨンブランです。

奥出雲ワイナリー_ソーヴィニヨン・ブラン

【リーフレットより】

ソーヴィニヨン・ブラン100 %。店頭価格:2640円。
奥出雲葡萄園の自社農場で4列だけ栽培しているソーヴィニヨンブラン。
青リンゴ、アカシヤの花、蜜などの香り。口あ
たり爽やかで、優しいハーブ感とともに爽やかな果実味が広がります。しっかり目の酸の角を旨みが丸く包み込み、余韻にかけて苦味が広がります。

【Frog’s 感想】

洋梨と白い花の香り。
香りどおりの味わい。この、少し硬さがあつて、グレープフルーツの酸、青リンゴの果実味が良いです。微かに軽い甘味もあり、美味しいです❣️ 
好きです、このワイン
❤️💚❤️

Frog’s気に入り度  4.0Frog🐸🐸🐸

過去に飲んだ感想(詳細)はこちら↓

島根/奥出雲ワイン ソーヴィニョンブラン

オーストリア/ヨハネス・ツィリンガー レヴォリューション・アンセストラル(2019−2020)

軽い白の泡です❗️

ヨハネス・ツィリンガー レヴォリューション・アンセストラル

【リーフレットより】

2020年グリューナー・ヴェルトリーナー80%、2019年リースリング20%。
店頭価格:3047円。
昨年まではレボリューション スパークリングという名前でしたが、ガス圧2弱でスパークリングという名前をやめてほしいとインポーター経由でヨハネスに文句をブーブー言っていたら、名前がアンセストラルに変わりました。
2020年のグリューナー・ヴェルトリーナーを全房のまま圧搾。ステンレスタンク発酵させ発酵終了前に瓶詰め。発酵終了後に2019年のリースリングを加えました。
甘く熟した蜜リンゴ、桃、はちみつ、パンデピス、白胡椒などの香り。フレッシュでクリスピー!!熟した果実感と溌溂とした柑橘系の酸が柔らかい質感の泡と共に細かく弾けます。

【Frog’s 感想】

オレンジがかった色合いで、モヤっとしています。
品種は、オーストリアの土着品種とリースリング。甘い桃のような香りですが、味わいは甘くない。微発泡が心地よいです❣️

Frog’s気に入り度 3.6frog🐸

オーストリア/ヨハネス・ツィリンガー  パーセレール・ブラン#1 2019

ヨハネス・ツィリンガー パーセレール・ブラン#!

【リーフレットより】
ヴェルシュリースリング62%、
シャルドネ38%。
店頭価格:3893円
全房のヴェルシュリースリングをアンフォラで発酵、圧搾後500リットルの木樽で熟成。
シャルドネは全房のままヌーメンの古樽で発酵、そのままフロールとともに10カ月熟成。瓶詰めの1か月前にブレンドという、アンフォラ熟成と酸化熟成の黄金比融合!
洋梨、レモン、レモンピール、シナモン、コリアンダー、クルミなどの香り。ふくらみのある口あたりから、洋梨や白桃、レモンなどの果実味に フロール由来のスパイシーさと硬質のミネラルがアクセントとなり、グレープフルーツのような酸味が果皮のビターさを伴って余韻を締めます。

【Frog’s感想】
色合いは山吹色。シャルドネのイメージで、樽の香りが強め。
味わいは、栗っぽい樽の印象がまず感じられます。ゆっくり飲むと、果実の味わいが深まっていきます。少しスパイシーさも感じます。酸味もそこそこ強めです。味わいに複雑味あり。

Frog’s気に入り度 3.5Frog🐸  ※樽のシャルドネがお好きな方にはよいかもです❣️
※Frog🐸が白の強い樽は、今の好みではないので、辛めのポイントとなりました。。。

オーストリア/ヨハネス・ツィリンガー ヌーメン ムスカテラー2019

世ハネス・ツィリンガー ヌーメン・ムスカテラー

【リーフレットより】

ゲルバー・ムスカテラー100%。
店頭価格:5416円

オーストリアで花開いた果皮が黄金色のミュスカの亜種、ゲルバー・ムスカテラーをアンフォラで短期間果皮浸漬発酵。ゆっくりと優しく圧搾後に700 Lリットルの オーク樽、アカシア樽で人為的介入なく18ヶ月間熟成。
洋梨や桃のコンポート、ミュスクなどジューシーな瑞々しさのある甘さを想起させる香り。
香りの印象に反して、残糖は全く感じさせないほどドライで、果汁のエネルギーが太くうねる開放感のある味わいです。ダイナミックに広がる果実味とチクチクと刺激するような溌溂とした酸、絶景を見渡すようなパノラマ的な余韻の突き抜け方は2019年ならでは。 

【Frog’s 感想】

濃いめの山吹色。マスカットの香りが強烈。
そして、マスカットの味わい、だけど甘くなく、清涼感があります。スパイシーさもあり、酸味もあり、果実味は少し熟成感あります。中華とか合いそうな雰囲気。

Frog’s気に入り度 3.6Frog🐸
※美味しいのですが、自宅で飲むには、合わせるお料理がないのかな〜❓という印象でした。

オーストリア/ヨハネス・ツィリンガー レヴォリューション・レッド2016-2018

ヨハネス・ツィリンガー レヴォリューション・レッド

【リーフレットより】

レースラー(2016-2017年)50%、ツヴァイゲルト(2017年)25%、カベルネ・ソーヴィニヨン(2017年)25%。
店頭価格:3047円

温暖化に伴いレゲントの酸が低くなってきたため、このロットからレゲントを除きカベルネの比率を高めています。
甘く熟したフレッシュなブルーベリーにナツメグやクローブのスパイスや香ばしく炒ったアーモンドなど若さの同居した香り。
非常にバランスをきれいに描くような酸の軸に沿って伸びる果実味に、タンニン若く清涼な香りを出しながらも果実と同調して非常になめらかです。個々の要素が明確でクリア、品種や時間を重ねていくだけではなく引き算もまた、レボリューションの凄さです。トータルバランスは明らかに一段階上がっておりヨハネスの追求している世界が垣間見ることができます。

【Frog’s 感想】

濃い葡萄ジュースのような色合い。濃い紫でフチがピンクっぽいです。
酸味あるベリーの香りが強めに鼻腔を突きます。
味わいは、わりと濃いめのベリーの果実味とタンニンのバランスがよいです。そして、結構タンニンは強めかも。甘味はほとんどないけれど、ジューシーでクローブっぽいスパイスあり。

まあまあ好きな感じです❗️

Frog’s気に入り度 3.7Frog🐸🐸

フランス/シャトー・ラ・フランシェ アンジュ・ルージュ ボッソン2018

シャトー・ラ・フランシェ アンジェ・ルージュ ボッソン2018

カベルネ・フラン100%。
店頭価格:3757円

シャトー・ラ・フランシェのファーストリリース。シスト・砂岩土壌の樹齢約25年の葡萄。除梗した葡萄を9日間のマセラシオン。 ステンレスタンクで醸造・熟成。深いルビー色。
いちごや赤いプラムのコンポートやフランボワーズソースなど凝縮した赤い果実の香りに、お香やドライフラワー、生花店のバラや紫の花など生花の茎や葉のついた花々を思わせる、華やかさと仄かに青みがかった香りが混ざり合います。
やわらかくなめらかなタッチで、色とりどりの花のような芳醇な香りとエキスの詰まった赤い果実の風味が口中を埋め尽くすように広がります。 心地よい張りのある酸は軽やかさを感じさせスムーズに奥へと導き、凝縮した若い果実の風味を思わせながら、上品で妖艶な印象を残します。 時間の経過で香りはさらに膨らみ、酸や果実味などのバランスも一層整っていきます。 密度の高い果実の風味と伸びやかな酸、凛とした佇まいやエレガントな雰囲気など非常にバランスの取れたミディアムな仕上がりです。

【Frog’s 感想】

上品な深紅、フチがピンクと茶色の間。
ベリーの香りと同時にナメシっぽい香りがします、
味わいは、ベリーの果実味、熟成感がありつつも、酸味もあってフレッシュさも失われていません。ゆっくり味わうと、複雑味がありますね。これ好きかも😊

Frog’s気に入り度 3.8Frog🐸🐸

フランス/シャトー・ラ・フランシェ アンジュ・ルージュ・キャブ・オー2018

シャトー・ラ・フランシェ アンジュ・ルージュ・キャブ・オー2018

【リーフレットより】

カベルネ・フラン/カベルネ・ソーヴィニヨン
店頭価格:4468円

シャトー・ラ・フランスのファーストリリース。シスト・砂岩土壌の樹齢約20年から25年の葡萄。除梗したブドウを34日間のマセラシオン。 ステンレスタンクで醸造・熟成。
ビロードのバラをイメージするような深い赤紫色。 カシスリキュールを思わせる引き込まれるような凝縮した深い果実の香り。
アタックは優しくしっとりと滑らかなタッチで、澄んだ酸が暗闇に一点の光が差すように先へと誘い、色合いや香りに比べ軽やかにさえ感じられるスムーズな飲み心地です。甘さは控えめながら、カシスリキュールのような凝縮した果実味とそれに伴う甘い風味が感じられ、充実した密度の高い果実味がストレートに広がり酸やシルキーなタンニン、余韻の長さなど非常にバランスの取れた仕上がりです。 ボッソン同様に若さも感じさせる果実味とブレがなく上品で安定感のある味わいの中に、しっかりと主張や個性が感じられます。

【Frog’s感想】

かなり濃いめの色合いですが、フチには若干ピンクのニュアンスあり。
香りはそこまでパーっとは開いてはきません。
柔らかい口あたり。タンニンは結構感じます。果実味と酸味がありつつも、さまざまな果実味とスパイスさの複雑味がありますね。うむ、これは美味しいです😊❤️

Frog’s気に入り度 3.8Frog🐸🐸

試飲会を終えて・・・

本日のお買い上げは、いちばん初めに飲んだ、「奥出雲ワイナリーのソーヴィニヨン・ブラン2020」でした❣️
最後の2本、フランスのシャトー・ラ・フランシェさんの「アンジュ・ルージュ」シリーズも、思いがけずとっても美味しかったのですが、ちょっとお高いので、これはまた何か自分のイベント時に❣️

今回の試飲会は、ほぼヴァン・ナチュールでしたが、赤が割と好みでした。
特に、フランスのシャトー・ラ・フランシェさんは、テイストが好きかも😊❣️

初めてのワインに出会い、ワイナリーに思いを馳せる、週末の小さな旅でした🐸❣️

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