⭐︎ちょっと贅沢／長野／小布施ワイナリー ドメーヌソガ サンシミ ヴォルプチュー2019

⭐︎ちょっと贅沢／長野／小布施ワイナリー ドメーヌソガ サンシミ ヴォルプチュー2019

１年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが390種を超えました。
そして先日、長野の詩人と言われる曽我彰彦さんが創る「小布施ワイナリー」の今春バージョンがついにリリースされました❣️
本日は、その中で、「ドメーヌソガ　サンシミ ヴォルプチュー 2019」について、飲んだ感想をお伝えしたいと思います。
“ヴォルプチュー”って官能的なって意味なんですねー。汗（大昔、第２外国語は仏語だった。。。）

商品スペック

ワイナリーコメント（一部抜粋）

このワインの特徴は、自然界の微生物により生まれる官能的（ヴォルプチュー）な香りと味わいです。サンシミのワインは、天然微生物の思惑により図らずも官能的なワインが時として生まれます。
官能的な香りが強すぎるワインは大変難しいものとなります。しかし強い官能的な香りを出さないように細心の注意を払いながらも天然酵母発酵で意図せずして生じてしまい苦悩し世に送り出した微々たる香味であれば我々の本能に響くエロティックワインになるのではと私は感じていますこのワインは狂おしい恋愛を重ねた大人の男女と共鳴し深淵なるドメーヌソガ　サンシミの世界へ誘います。
このワインの主なぶどうである第５農場メルローは天然酵母発酵に難儀しわずかの還元香が残りました。この香りを溶存酵素でバランスを取るため新樽内8ヶ月マロラクティック発酵しました。その際樽内発酵中に心地よい官能的な香りが現れました。このワインは葡萄をサンシミ（除草剤、殺虫剤、現代殺菌剤を不使用）で栽培しさらに無捕糖、無補酸かつ天然酵母で発酵しました。
小布施ワイナリーは8ヘクタールの畑のうち4ヘクタールをサンシミにし、さらにそのうち1ヘクタール強をJAS有機認証取得しています。

Frog🐸が「小布施ワイナリー ドメーヌソガ サンシミ ヴォルプチュー2019」を飲んでみた❗️

見た目

ビロードのようなガーネット色。紫色の色合いが濃いですが上品な感じ。
透明度は70%位の感じです。

香り

プラムや黒すぐりのような、黒いベリーの果実の香りと樽の香り。香り高く、しかし、強くはなく、エレガント。（これが官能的？）
そしてちょっとタバコっぽいスパイスの感じも感じられます。

味わい

口あたりが柔らかく、ふわっと優しく口の中に入ってきます。
プラム、アメリカンチェリー、黒すぐりのような、黒ベリーの果実の深い甘みと苦さのある果実味、そして軽いタンニンを感じます。
甘みはほんのかすかに感じる程度ですが、非常にバランスが良いです。
葡萄の皮の感じの、軽いタンニンが、飲み始めから最後までバランスよく口の中を流れて行きます。余韻もほどよくあり、最後に果実のベリーの酸味を少し舌の奥で感じます。この酸味がいいですね。

サンシミだからでしょうか？全体的にとっても優しくナチュラルな感じです。
そして、重くないのに深い果実味が良い感じですね❣️　

おいしかった❤️です。

官能フェロモンは全面にバァーンとは出ず、微かに漂ってくる感じでしょうか？
タンニンのバランスの良さと複雑味は確かに感じました❣️

Frog’s 気に入り度　

Frog’s 気に入り度　4.2Frog🐸🐸🐸　※お値段も良い感じですね。