長野/LES VINS VIVANTS ベリーA発光体2021
1年300日以上は日本ワインを飲んでいるFrog🐸です。
「ただ飲む人」ですが、日本ワインが好きすぎて❤️、ほぼ毎日のように飲んでいる日本ワインのレビューが400種を超えました。
今回は、長野県東御市の「LES VINS VIVANTS ベリーA発光体2021」について飲んでみた感想をお伝えしたいと思います。
今まではシードルを製造されていましたが、「デラ空洞2021」に続き、この「ベリーA発光体2021」と、これから生まれてくるワインたちが楽しみです❤️
ワインのネーミングと、エチケットのイラストがなかなか印象的ですね🐸
商品スペック
県 | 長野県東御市 |
ワイナリー名 | LES VINS VIVANTS |
ワイン名 | ベリーA発光体 2021 |
品種 | マスカット・ベーリーA 100%(山形県産) |
ALC度数 | 9.5% |
収穫年 | 2021年 |
価格 | 2640円(税込) |
ワイナリーコメント
山形県産のマスカットベーリーAを購入して造ったヌーヴォー
・開放型のステンレスタンクにて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。
・野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
・ピジャージュは行わず、発酵が始まって4日目辺りから酵母を活性化させるため軽めのルモンタージュ。(バケツで軽く上から液体をかける程度) 1週間程軽めのルモンタージュを行い、それ以降はノンピジャージュ、ノンルモンタージュ。
・発酵終盤で空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁し、果汁のみの発酵に切り替える。発酵終了後、少しでも旨味を持たせるために瓶詰めまでシュールリー。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
ベリーAのヌーヴォー特有のキャンディ香は抑えつつも、果実味、出汁感、旨味をしっかりと感じる1本。低アルコールなのも飲み疲れはしない。このワインは10月12日に仕込み始めました。ベリーAの中にガメイを見たあの日からボジョレーヌーヴォーと同じ造りでベリーAのヌーヴォーを造ってみたいという思いがありました。幸いボジョレーの造り手の元で勉強できる機会を得て、ようやく実践することができました。出荷日が決まっているボジョレーヌーヴォーを短期間で毎年しっかりと 仕上げてくる造り手たちには本当に頭が下がります。尊敬しかありません。そんな彼らに敬意を示した1本です。
マスカット・ベーリーAとガメイの共通項みたいなものを、Frog🐸自体も感じておりまして、とても共感できました❣️
MBA(マスカット・ベーリーA)の可能性をなんか感じるな〜😊
Frog🐸が「長野/LES VINS VIVANTS ベリーA発光体2021」を飲んでみた❗️
見た目
色合いは少し濃いめの赤紫色、紫の色合いが濃い感じ。上品な感じで、透明度はそれほどないのですが、少し透けて見える感じがライトな赤ワインであることを物語っています。ちょっとクリーンなイメージですね。
香り
香りは、ちょっと干したぶどうのような香りがします。
ベリーなのですが、プラム・ブラックベリーといった雰囲気がありつつも、ちょっとなめしっぽい感じもあります。ちょっと天日に干したようなイメージですので、少し凝縮感があるのかもしれません。
味わい
味わいは、香りのイメージとそれほど違わずです。
赤いベリーというよりは、黒いベリーのイメージで、プラム・ブラックベリー・すぐりのようなイメージ。ライトなんだけど、ちょっと枯れた葉っぱや枯れた麦のような、ちょっと渋みというか、若干凝縮感を感じます。ものすごく軽くてスルスル入るのに、一方でこの凝縮感を感じるのがちょっと面白いです。
発光体と言う名前だけあり、1日目は、何か得体の知れないつぶつぶ感のようなもの(炭酸ではないのですが)、細かく弾けるようなものを口中で感じました。
酸も結構ありますが、赤いベリーの感じがしないのは、やっぱりこの深みがあるからか?決して甘くはなく、縦に入ってくる深みです。
あと、最後にちょっとヌメっとした感じがあるのが特徴的かなと思いました。
Frog🐸は、このマスカット・ベーリーAはわりと好きな感じです❣️
Frog’s 気に入り度
Frog’s 気に入り度 3.8Frog🐸🐸
ワイナリー紹介 LES VINS VIVANTS
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