徒然葡萄~ワンモアグラスが止まらない~ 2016年、Frogがお世話になった日本ワインランキング!の巻

2016年、Frogがお世話になった日本ワインランキング!の巻
昨年もよく飲みました~。
ということで、毎日の食卓で日々お世話になったワインを振り返ってみました。
なお、基本的に、frog亭では和の惣菜。ワインは、ライトで樽がキツくなく、しかし味わいのあるものが好き、という前提でご覧くださいませ。

★泡 部門 これしかない!
山形タケダワイナリーさんのサンスフル、白・発泡。1944円。

デラウェア100%のスパークリング。
辛口ドライの爽やかな後口。ほんの少しだけ、デラウェアの甘さを感じますが、決して甘口ではありません。
下から次々ときめ細かい泡が上がってきて、酵母が生きてる感じがすごいです。開栓した2日後くらいまで、泡を感じるコトができます(さすがに、初日の勢いはないですが…)。
今日の自分にご褒美に。夏の休日のお昼に。意外と鍋にもあいます。

★白 部門 第1位!
勝沼、塩山地区にある機山ワインさんの、キザン・白。1512円。

地元の方御用達の、超コスパワイン。 和食中心のFrog亭では、定番中の定番です。
甲州100%。八朔のような酸味と苦味の効いた柑橘の味わい、かといって、酸っぱすぎず、かすかな苦味とともに、スルスルと入っていきます。
少しくぐもった酵母感があり、いろんな味との繋ぎになっているからか、かなり幅広くいろんな肴に合わせられます。定番は、まず、軽いぬか漬けと。
同じ年度の味わいがほぼ変わらず、ブレがないのがスゴイです。

★白 部門 第2位!
勝沼ダイヤモンド酒造、雨宮吉男さんの、アマリージョ。1890円。

こちらも、甲州100%で、シュールリー製法。爽やかな酸がグレープフルーツや、金柑を思わせます。
キザン白よりも、ほんの少しだけ甘みが強いかな。また、口あたりはクリーンで、凛とした印象。和食全般に合わせられますが、甘みが少しある、出汁系お料理との相性がベスト。あとは、水菜と茗荷に金柑の皮を散らし、同じくダイヤモンド酒造さんのワインビネガーと塩をドレッシングしたような、サッパリサラダにもGood!

★赤部門 第1位!
勝沼ダイヤモンド酒造のマスカット・ベーリーA プラス。2000円。

こちらのマスカット・ベーリーAシリーズは、いくつもの種類があるのですが、普段遣いには一番リーズナブルなプラスで十分。
Frog的には、最近、あまり強い樽香が好きでなくなってきて、昔は物足りなかったのですが、今はむしろこのプラスが気に入ってます。

なめらかでコクが少しありつつも、凝縮した果実味とベーリーAの甘みが深く香る感じがなんとも美味で繊細な味わい。いわゆるキャンディー的な甘々した感じではありません。
日本食ですと牛肉の味が濃いめの料理、ほかチーズや、苦めのチョコにも合います。
マスカット・ベーリーAに偏見を持つ人こそ、一度味わってほしいワインです。

★赤部門 第2位!
勝沼旭洋酒さんの、ソレイユクラシック赤。1420円。

こちらは、マスカット・ベーリーAを主体とした、欧米系品種(おそらくピノ・ノワール、メルローあたり)とのアッサンブラージュ。
第1位の吉男さんのMBAよりも、野性味溢れ、もう少し強さを感じるワインです。
なんとなく土の香り、土っぽい味わい、スパイシーなニュアンスがあります。 それほど濃厚ではありませんが、骨格のしっかりとした男性的なワインです。
なんといっても、国産でこの味でこの価格は、ありがたい~。先日は中華と合わせましたが、まずまずの相性でした。

今年もこちらの5本を主軸に置きつつも、また、どんな新しいワイン達に会えるか楽しみな、1年の始まりです。

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